- ドラムってあまり目立たないよね
- ドラムの音の違いってよくわからないなぁ。誰がやっても同じな気がする
- 曲を聴いてても耳に入ってくるのは歌とギターくらい。ドラムって実はいらない楽器のでは?
この記事を読めば、以下のことがわかります。
- ドラマーがかっこいい理由がわかる
- 楽曲においてのドラムの重要性がわかる
- ドラムがカッコイイ曲も紹介
こんにちは、ドラマーのtkdです。
自分はドラム歴10年以上の経験者で、いままで数多くのドラマーの演奏を見てきました。
ドラマーごとのカッコよさの違いや楽曲におけるドラムの重要性を10年以上もの間、肌と耳で感じてきたと言っても過言ではないと自負してます。
今回はドラムって実はかっこいいという理由を解説していきます。
目次
ドラムがかっこいい理由
派手な演奏で観客も魅了できる
ドラム演奏の醍醐味といえば、全身で表現するアグレッシブさにあります。
両手両足を使って演奏するドラムは、いわば全身スポーツと同じ。
体の全てを使って表現される音楽は、見ている観客の心を魅了します。
楽曲のリズムや速さを支配できる
ドラムはバンドのリズム隊と言われているくらい、楽曲のリズムやテンポ(速さ)に重要な影響力を持ってます。
アマチュアやプロのライブでは、ドラムはメトロノームのクリック音を聞きながら演奏していたりしますので、いわば楽曲におけるリズムと速さの支配者とも言えるでしょう。
ドラムが正確なリズムを刻むことで、それに合わせて他の楽器やボーカルも追随して演奏やすくなります。
叩く人によって音色が変わる
『ドラムはホントに難しいのか?挫折しないための習得方法を解説!』でも紹介している通り、ドラムは叩けば音を出すことができるシンプルな楽器です。
それ故に「誰が叩いても同じでしょ」というイメージを持たれることも少なからずあります。
しかし、ドラムの音色はドラマーごとに異なります。ニュアンスやグルーヴ(ノリ)も人によって違いますし、アクセントの入れ方、アクセントの付け方も全然違います。
同じ8ビートでも、初心者と上級者、上級者同士で比較してもその違いはハッキリしてます。
演奏しながらバンド全体や観客を見れる
ドラムはよほど細かい動きをする場合を除いては、バンド全体や観客を見る事ができる楽器です。
ドラムの打面がある程度大きいため、上達してくると打面をしっかりと見なくても叩けるようになります。
そうする事で、周りの状況にも目を向ける事ができます。
周りを見れるようになると、その場に合わせた叩き方のニュアンスに変更したり、演奏中のバンドメンバーにちょっとしたトラブルが発生した時にもフォローを入れる事が可能になります。
意外とまともな人が多い
ドラムはまともな人やマジメな人が多い印象があります。
やはり正確なリズムを刻む事が要求されるからなのか、そういった性格の人がドラマーにはなっていくのではないかと思います。
バンドのドラマーでリズムを無視して暴走する人を今まで見た事がありませんし、仮にそんなことをしたら楽曲が崩壊してしまうのは簡単に予想がつきますからね。
ドラムは楽曲の中で重要なポジションを担っている
ここからは、楽曲におけるドラムがいかに重要なポジションを担っているかを説明します。
重要な任務を背負っているからこそ、ドラムはかっこいいという理由を明らかにしました。
曲のテンポやリズムはドラムしだい
前述したとおり、ドラムはバンドや楽曲においてテンポとリズムの支配者です。
いくらギターがかっこいいソロを奏でようと、その裏でクソみたいなドラムを叩いてたら曲が破綻してしまいます。
これほど責任重大な重要ポジションはありません。
ドラム演奏が止まると曲が崩壊する
ドラムをわざと入れないで演奏する場面を除いては、ドラム演奏が意味もなく途中で止まってしまうと曲が一気に薄っぺらいモノに聞こえてきます。
ドラムがいきなり止まることはあってはならないのです。
ドラマーがいないバンドは非常に寂しいイメージ
たまにドラマー不在のバンドを見かける事があります。
ドラムは現在募集中で、ドラムパートは打ち込み音源を流しながらライブをするスタイルですね。
打ち込み音源はリズムが正確だし、機材トラブルでも起こらない限り急に止まることもありません。
ただし、見た目がとても寂しいです。なんだかんだでステージ上で1番スペースをとっている楽器なので、居ないだけで安心感が足りません。
また、打ち込みだとリズムに人間味がありません。
絶妙なニュアンスが打ち込みにはないので、そういった意味でも薄い曲と言った印象を受けてしまいます。
【まとめ】ドラムはバンドや曲の中で最重要ポジション!本当にかっこいい人ほどドラムをやってる!
いかがでしたか?
ドラムはアグレッシブな見た目を演出することが出来ると同時に、バンドや曲の雰囲気、テンポやリズムを表現しつつ存在感まで持ち合わせている。
そして曲の中で重要な責務も担っている楽器であるから、ドラマーはかっこいいに決まってます。
これからドラムをはじめる人はそのあたりを意識して練習に取り組むと良いでしょう。
そして、あまりドラムを意識して曲を聴いたことない人は今後ドラムを意識しながら聴いてみることをおすすめします。
きっと今までにない見方もできてきますよ!