どうも、ドラム歴10年以上のtkdです。
アマチュアバンドのライブを見に行ったりCDを聞いたりしていると、ついついドラムのフレーズにばかり耳を傾けてしまうのはドラマーあるあると言っても過言ではないでしょう。
ドラムの音ばかり聞いていると、このドラマーは技術力があるかないかってのがだいたい感覚わかってきます。
ただ、具体的にどう上手いとかってのはある程度ドラムの経験を積まないとわからなかったります。
そこで今回は、ドラム技術が高いドラマーの特徴と、うまいドラマーになるための方法をドラマーが具体的に解説していきます!
目次
技術力があるドラマーの特徴
リズムキープができている
ドラムの技術力がある人は、リズムを一定に保つことができています。
プロやアマチュアでも中堅クラスになってくると、イヤモニを付けてメトロノームの拍を聞きながらライブをするドラマーもいるくらいです。
ユニゾンスクエアガーデンのドラマー鈴木貴雄さんも、ライブで大きなヘッドホンを付けながらドラムを叩いてますね。
また、メトロノームを使わなくてもある程度リズムキープができるのが技術を持ったドラマーと言えます。
アクセント(強弱)をつけるて演奏している
うまいドラマーは、スネアやハイハットシンバルのアクセントの付け方が絶妙です。
一打一打が単調な打ち込みのような音ではなく、抑揚の効いた生身の人間が叩いている暖かいサウンドは、技術力が無いと決して奏でることはできません。
凛として時雨のドラマーであるピエール中野さんの教則動画にある、ドラムソロ冒頭のようなハイハットワークのアクセント移動は理想ですね。
他の楽器の邪魔にならない演奏をしている
ギターやベースやキーボード、そしてボーカルの邪魔にならないような音量で叩けるかも重要です。
ドラムは他の楽器に比べて、生音の大きさが桁違いに大きいです。
ドラマーの中には意外とこのことができていない方も多かったりします。
「とりあえず力いっぱいぶっ叩いておこう!」的な感なんでしょうかね。
曲の雰囲気に合ったボリュームで叩くことができるのも重要です。
メロディーに合ったフレーズが叩ける
曲のメロディーに合ったフレーズを叩くことができることも、ドラムの技術力が無いとできないことです。
例えば、他楽器がメインの場所で手数が多いフレーズを叩いてしまうと、ガヤガヤしすぎてしまいます。
空気を読んでその場に合ったフレーズと音量で叩くことも、演奏技術かないと決してできないことだったりします。
また、その場に合ったフレーズはある程度経験が無いとわからなかったりします。
技術があるドラマーは、経験値が多いとも言えそうですね。
心地よい曲の構成を理解している
どんな感じの曲構成が聞き手に好まれるかを知っているかということも重要です。
たまに変拍子やリズムチェンジを多用した曲が好きなコアな方もいますが、ほとんどの場合は曲構成がよくある感じのモノが受け入れられやすいです。
「これからやる曲は、どのような層に届ける曲なのか?」というのをしっかりと意識して演奏に取り組むドラマーは、スキルだけでなく意識も高いと言えそうですね。
ドラム技術を高めて上手いドラマーになる方法
「じゃあどうやったら技術力のあるドラマーになれるんだよ!」って思われてるでしょう。
ここからは、技術力のあるドラマーになるためにはどのようなことをすべきかを紹介します。
ざっくり言うと、前述した技術力のあるドラマーの特徴を習得できる練習をしたり、知識や経験を積むことになります。
メトロノームを使って練習する
まず基本中の基本として、練習はメトロノームを使用しましょう。
上手いドラマーは、総じてリズムキープができています。
あと、メトロノームを聞きながらライブで演奏することができる様に練習することも必要です。
ライブ中にリズムが乱れてしまっては、聴いているファンの方々が気持ち良く演奏を聴けませんからね。
アクセント移動の練習をする
ドラムに抑揚をつけるには、アクセント移動の練習が必要不可欠です。
毎日10分でもいいから、練習パットでアクセント移動を練習しておくと、見違えるくらいスティックワークが軽くなります!
あと、ドラム教室スクルド令さんの『ゆっくりドラム講座』でアクセント移動の動画がアップされており、かなり参考になります。
ドラム以外の楽器を理解する
ドラム技術を高めるには、ドラム以外の楽器のことも理解している必要性があります。
絶妙なドラムで曲を盛り上げるためには、他の楽器隊がどのような特性で、どんな強みがあるとか、どこが苦手なのかを理解していると良いです。
ジャンルを問わず多種多様な音楽を聴く
感性を磨くという意味で、ジャンル問わず様々な音楽を聴くべきです。
また、聴いてみて気になったフレーズなどがあれば、ドラムセットで再現してみると良いです。
技術力を高める練習にもなりますし、新しい発見ができて音楽の感性が爆上げします。
プロドラマーの生演奏を見に行く
上手くなりたければ上手い人のマネをすべき。
要するに、プロの演奏を生で見に行くことが一番良いです。
プロのドラマーの演奏を実際に見に行くと、非常に参考になります!
さらに、モチベーションも上がりますので後々の練習のやる気が段違いです!
【まとめ】技術力のあるドラマーは練習量と経験が段違い!毎日練習して一歩ずつ近づこう!
いかがでしたか?
技術力のあるドラマーの見分け方から、技術力をつけるための方法までを紹介しました。
ドラムに限らずですが、うまくなるためにはそれなりに時間がかかります。
しかし、毎日少しでも練習していけば確実に上手くなっていくでしょう。
毎日練習して新しい音楽を聴いてプロの演奏動画を見ていけば、将来は憧れのドラマーに近づくことも夢ではありません。
明日から、いや今からちょっとずつ練習していき、未来のプロドラマーになれるように頑張っていきましょう!