- 自宅でもドラムセットで練習したいなぁ。
- 自宅での練習はパットが定番だけど、さすがにモチベが続かない。
- スタジオまで行くのは面倒だし、自宅で生ドラム演奏は苦情がきそうでこわい。
自宅でドラムセットを使って練習するなら、電子ドラムを使うしかない!
こんにちは、電子ドラムでの練習経験のあるドラム歴10年以上のtkdです。
ドラムは騒音や振動が非常に大きいため自宅での練習がとても困難な楽器ですが、電子ドラムを使えばその問題はすべて解決します!
しかし、電子ドラムも種類が豊富なため、どのメーカーのどのモデルを選べば良いかわからないというのが本音でしょう。
そこで今回は、おすすめの電子ドラムと選び方を解説していきます!
目次
電子ドラムを選ぶときのポイント
まずは電子ドラムを手に入れるときに、選ぶべきポイントを解説していきます。
パットの材質をチェックする
電子ドラムは生ドラムと違い、打感をキャッチするパットを叩くことで電気信号をモジュール(電子ドラムの本体)へ送り、ドラム音を出しています。
そのパットには『ゴム』『メッシュ』『シリコン』の3種類があります。
ゴムパット
ゴムパットは耐久性に優れているのと非常に安価であるのが最大の魅力です。
しかしながら、叩いたときの打感は生ドラムとは程遠いといった感じ。
パットを叩いたときの打撃音と振動に関しても、生ドラムと比べれば少ないですが、自宅でドラムを叩くといった目的で考えると大きすぎると言えるでしょう。
メッシュパット
Roland ローランド 電子ドラム V-Pad PDX-100(D)
メッシュパットは打感性に優れており、叩いたときの感触も生ドラムに近いものがあります。
ただし価格が比較的高価であることと、あまりに雑に扱い過ぎるとメッシュが破れてしまうのが弱点。
とは言っても、よほど荒い使い方をしない限りは長く使えます。
国産メーカーであるRoland(ローランド)から販売されているため、高い信頼を得ています。
シリコンパット
シリコンパットもメッシュパット同様に打感性に優れてたパットです。
価格に関してもメッシュパット同様に高価ではありますが、耐久性にかなり優れているため、同じ金額を出すんであればメッシュよりもシリコンを選ぶのが良いでしょう。
キックペダル用パットの有無をチェックする
電子ドラムにはバスドラムを再現するために、キックペダル用パットを備え付けている物もあります。
Roland ローランド 電子ドラム V-Kick KD-140-BC
生ドラムに使うツインペダルなども取り付けて練習できるため、より実践向けの練習が可能になります。
ちなみに、スイッチ式のペダルにてキックペダルを代用している電子ドラムもあります。
ROLAND KT-10 Kick Trigger Pedal キックトリガーペダル
しかしながら、スイッチタイプのペダルでバスドラムの音を出すものはおすすめしません。
操作性は簡単なのですが、ペダルを踏んだ感覚がキックペダルとはかけ離れすぎているため、全く練習になりません。
絶対にバスドラム用のパットがある物を使うようにしましょう!
ハイハットスタンドの有無をチェックする
ハイハットシンバルもバスドラムと同様に、スイッチ式ペダルで代用しているタイプがあります。
こちらに関しても、スイッチ式ペダルの物は演奏感覚が実物とはかけ離れ過ぎています。
実際のハイハットスタンドにパットが設置されているモデルを絶対選ぶようにしましょう!
超重要!本当に選ぶべき電子ドラムのまとめ
電子ドラムを選ぶときの注意点をまとめると、以下の重要3項目になります。
- パットはメッシュorシリコン素材
- キックペダルは別で購入
- ハイハットスタンドが独立している物がべスト
逆に考えると、このポイントと正反対な特徴をもつ電子ドラムは買うべきではないということになります!
(ゴムパット、キックペダル付属、ペダル類がスイッチ式はダメ!)
おすすめ電子ドラム ベスト5
ここからは、電子ドラムを選ぶ時の重要ポイントを踏まえたうえでのおすすめセットを紹介します!
ATV ( エーティーヴイ ) / EXS-3
ATVという会社の電子ドラムは、生ドラムに近いサウンドで演奏ができることで定評があります。
メッシュパットを採用しており、生ドラムに近い打感を得ることが可能。
強くたたけば大きい音、弱くたたけば小さい音が出るように設計されているため、本物のドラムさながらのアクセントをつけた練習に最適です。
キックペダル、ハイハットスタンド、スローン(イス)は別売のため、自分にあった物を別途手に入れましょう。
ATV ( エーティーヴイ ) / EXS-5
ATV/EXS-3の上位版であるEXS-5も紹介します。
モジュールはEXS-3もEXS-5も同じですが、こちらはバス、スネア、フロアがサイズアップされているのとシンバルが1枚追加されております。
より実際のドラムに近い構成となっているため、スタジオ練習やライブ本番を想定するのにピッタリと言えます。
こちらもEXS-3と同様にキックペダル、ハイハットスタンドは別売のため、自分にあった物を別途手に入れましょう。
ROLAND ( ローランド ) / TD-17KVX-S
電子ドラムと言えばROLAND(ローランド)と言われるほどの定評があるメーカーから本格的な一品を紹介します。
Vドラムと称されるローランドの電子ドラムは、メッシュパット採用による打感へのこだわりや繊細なサウンドへの気配りが行き届いた一品になってます。
キックペダル、ハイハットスタンドは別売のため、自分にあった物を別途手に入れましょう。
ROLAND ( ローランド ) / TD-27KV
ROLAND ( ローランド ) / TD-17KVX-Sのさらに上位版であるのがこのTD-27KV。
モジュールがグレードアップしていることと、スネアドラムが独立しているのが主な特徴となってます。
キックペダル、ハイハットスタンド、スネアスタンドは別売のため、自分にあった物を別途手に入れましょう。
YAMAHA ( ヤマハ ) / DTX720K
学生時代に音楽の授業でお世話になったであろうYAMAHAから、シリコンパットを採用している電子ドラムを紹介します。
打感・耐久性の両方を兼ね揃えた材質であるシリコンパットを手に入れれば、非常に長くお付き合いできる電子ドラムとなるでしょう。
キックペダルは別売のため、自分にあった物を別途手に入れましょう。
【まとめ】自宅で手軽に練習するなら電子ドラムは必須アイテム!
いかがでしたか?
自分の個人的な意見としては、やはりドラムはスタジオまで足を運んで生ドラムを叩くのが一番良いとは思います。
でも、ドラマー全員が容易にそうできるとは限らないのも事実。
田舎在住でスタジオまで何時間もかかるくらいのところに住んでいるならなおさらです。
むしろ、田舎住みなら自宅で電子ドラムで練習してしまった方が効率が良いと言えます。
是非、電子ドラムとその周辺機器を揃えて、地道にドラム練習に励んでください!
それでは!